ちょっと小さめの丸型エレベーターに乗ること、1分30秒。エレベーターの中から見るタワーの複雑な骨組みを見送りながら、展望室に到着する。
千波湖から、那珂川から、水戸の街を一望するとき、今や水戸のシンボルタワーとしてその景観にすっかり溶け込んだ塔は、まるで多角形の折り紙を積み重ねたような独特のデザインだ。
水戸市制100周年を記念して建てられた塔の高さは、100メートル。1辺9・6メートルの正四面体28個が、規則的に積み上げられている。表面は57枚の正三角形のチタンパネルに覆われている。天に伸びるらせん状の形は、過去から未来へ、伝統から創造へを象徴しているという。
86・4メートルのところにある展望室。潜水艇にあるような大小さまざまな丸窓が四方にあり、水戸の中心から街を一望できる。千波湖の向こうに県庁、那珂川の河原からひたちなかの街並み、天気のいい日には筑波山まで見えるという。茨城大学はあのあたりだろうか・・・。おっと、芸術館の広場がすぐ足元に!プチ高所恐怖症の小生には、かなり圧巻だった。